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『Red Bull 5G 2013』のゲームタイトルに選ばれるにはどうしたら良いのか考える

Red Bull 5G

日本のゲーミング界に翼をさずけるゲーム大会『Red Bull 5G 2013』のゲーム選定アンケート中間結果が発表されました。

このアンケートは、2013 年大会で使用するゲームタイトル選定の参考とするために実施されています。 では、ゲームタイトルに選ばれるにはどうしたら良いのか考えてみました。

Red Bull 5G 2013』のゲームタイトルに選ばれるにはどうしたら良いのか

考えるにあたりタイトルの選定がどのように行なわれるか確認しましょう。

タイトル選定フロー

[1] タイトル候補をジャンルごとに数本決定する [2] 国内外のコミュニティやイベントなど、盛り上がりの調査を行う [3] パブリッシャー・デベロッパーにコンタクトを取る [4] (ここで大人のやりとりが行われます) [5] タイトル正式決定! from http://redbull5g.jp/news/matsui_midsurvey

とにもかくにも、各ジャンルの候補タイトルに選ばれる必要があります。

ジャンルの候補タイトルに選ばれるには?

  1. まずは多くの人がアンケートに投票するようにする
  2. コミュニティを挙げて盛り上げていこうという姿勢を見せる

Twitter で大会関連の Tweet を見ていると、FPS 部門で現在 1 位の『Alliance of Valiant Arms』と『HALO 4』、フリージャンルの『ぷよぷよ!!』はまさにこんな感じで取り組んでいるように見えます。

まずは投票数での足切りが行なわれるはずなので、投票数が多いに越したことはありません。他にも色々な要素があると思いますが、運営者の人は Twitterやらブログやらで投票過程のコミュニティをチェックしているはずなので、ここでコミュニティが盛り上げていこうという姿勢を見せているときっと記憶に残ると思います。

候補として選ばれるのはどんなタイトルなのでしょうか?

「もし自分が敵なら」と相手の立場に身をおく思考!

ジョジョの奇妙な冒険第一部に登場するツェペリ男爵のセリフに『「もし自分が敵なら」と相手の立場に身をおく思考!』というものがあります。ぼくはこのセリフが非常に大好きです。

相手の立場になって考えてみようということで、まずは自分が「Red Bull 5G」の運営サイドだったらどんなタイトルを選びたいか考えてみます。

最終的な着地点から逆に想像していくと…。

Red Bull 5G」の運営的な最終目的って何?

  • Red Bull」を多くの人に知ってもらうこと(ブランドイメージアップ、ファンの獲得→売り上げの増加)

Red Bull 5G」でそれを実現するにはどうしたら良いか?

  • 多くのメディア露出、多数の実況配信視聴数、サイトアクセスの増加

メディア露出や視聴数、アクセス数を増やすには?

  • 露出や視聴が見込めるタイトルを採用して大会を実施する

それはどんなタイトル?

  • ①アクティブプレーヤー、ファンが多く、コミュニティが大きい
  • ②すでに多くのアクセスや視聴数の実績がある
  • ③盛り上がる展開が期待出来る
  • ④メーカー、運営会社、コミュニティが協力的

とりあえずこの最後の 4 つのうち多くを満たせば良さそうなのではないかと思います。

選定フローの項目ごとに考察

選定フローの項目ごとに、さきほどあげた 4 つの内容と合わせて見て行きます。

[1] タイトル候補をジャンルごとに数本決定する

これは、まず単純にそのタイトルへの投票数と内容、Twitter やブログなどでの投票に対するコミュニティの盛り上がりで察しがつきそうです。 つまり以下ですね。

  • ①アクティブプレーヤー、ファンが多く、コミュニティが大きい
  • ③盛り上がる展開が期待出来る

[2] 国内外のコミュニティやイベントなど、盛り上がりの調査を行う

最初のと重複しますが下記の 2 項目が該当します。

  • ②すでに多くのアクセスや視聴数の実績がある
  • ③盛り上がる展開が期待出来る

実績があれば運営的には保険が利いたタイトルということになります。 そうでなくても、盛り上がる展開が期待出来るのであれば選ばれることになるでしょう。

[3] パブリッシャー・デベロッパーにコンタクトを取る

これは以下ですね。

  • ④メーカー、運営会社、コミュニティが協力的

どんなにプレーヤーが多く盛り上がりそうなタイトルでも、メーカーが大会に使って良いという許可を出さなかったら大会では採用されません。 運営会社が協力的であれば、コミュニティと共に大会を盛り上げてくれるのできっと大助かりでしょう。

長々書いてきましたが、自分が運営サイドだったらとして考えていくとこんな風に考えるはず…というお話でした。

RED BULL に「翼をさずけてもらう」ではなく「翼をもぎ取る」くらいの気持ちで取り組むと良いのでは…!

アンケートは以下から回答できます。