アメリカ初のプロCounter-StrikeチームTeam3DのリーダーDave "moto" Geffon氏のエピソード紹介します。
いきなりどうしたの?
『onGamers』でCounter-Strike1.0~1.6のトップ10プレーヤー的な記事が紹介されていまして、自分だったらどうするかなーと思ったのですが決められませんでした。
Counter-StrikeのなんたらTOP10の自分版みたいなの書こうかと思ってVesslan, shaGuar, cArn, JAEGARN, fRoD, moto くらいまで確定させたけど10人にしぼるの不可能すぎた。— Yossy (@theworld) February 9, 2014
その後のやりとりで Noppoさんが moto を知らないと書かれていたのでどう説明しようかなと思っていたのですが、以前 Evernoteに書きなぐって放置していたテキストの存在を思い出したのでせっかくなので貼っておくことにしました。
moto 選手のエピソード
motoはリーダーシップと戦略的なプレースタイルを評価され、Team3Dの新チームリーダー兼指揮官に任命された。新たにリーダーとなったmotoに対し、チームメイトはやる気を見せず言う事を聞かない。motoはそんなチームメイトたちを叱咤激励し練習を重ねinfernoのBポイントに絶妙のタイミングでグレネードを投げ込み、敵の視界を断ち切り制圧する作戦「Banana Peel」を完成させる。
この作戦は非常に効果的でTeam3Dに大量の勝ち星をもたらした。 World Series of Video Gameで優勝を目指すTeam3Dの指揮官motoは、ブラジルのg3x戦でもチームメイトに「Banana Peel」の作戦をコールする。
しかし、世界大会に出場するようなライバルチームが手をこまねいているだけのはずがない。g3xはTeam3Dの作戦を研究しつくしていた。
g3xのpavaは、Team3Dのプレーヤー達によって絶妙なタイミングで投げ込まれるグレネードに対し、フラッシュグレネードをカウンターで投げ返すことにより交戦ポイントをズラす「Banana Peel」破りを実行しTeam3Dのラッシュを叩きつぶすことに成功した。
「Banana Peel」が破られたことを認められないmotoは「もっと速く!」「タイミングを合わせろ!」と作戦に固執ししたが結果が変わることは無く敗北を喫した。
途中で作戦の切り替えを進言するも受け入れられなかった元指揮官のRambo、そして気性の荒いShaGuarはmotoに対し怒りをぶちまけ指揮官の交代を要求した。アメリカ最強チーム、Team3Dに崩壊の兆しが見え始めた。
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ちなみに、これは以下のエントリ内で最後にエピソード紹介する的なことを書いてそのままになっていたものです。
この本の中では上記のエピソードを含め興味深いお話がたくさん紹介されているので一度読んでみると良いと思います!
以下は Team 3Dのフラグムービー。