日本のプロゲーミングチーム DeToNatorが『Alliance of Valiant Arms』の台湾プロリーグ『A.V.A Elite League 2016』でデビューするという日本FPS史上に残る一戦を観戦するため、3連休を利用して台湾に行って来ました。
朝4時起きで台湾へ
フライトが朝7時くらいなので、羽田空港に6時には着きたいということで逆算すると4時起きで家を出るのが5時前という感じです。
このあたりは写真を撮るのをすっかり忘れていました。 とりあえず無事に出国して4時間ほどで台湾に到着。
SIMカード契約。3日で1,000円くらいと安い
空港で手持ちのお金を台湾ドルに換えたあと、「中華電信」でSIMカードを契約。
3日間使い放題・転送容量の制限無しで300台湾ドル。大体1,000円くらい。
大手キャリアの現地キャリア提携サービスを使うと1日で1900円ほどはするのですさまじく安いですね。SIMフリー最高です。
DeToNatorの台湾選手宿舎へ
ゲーミングハウスというヤツですね。 今回は、こちらに2泊させていただけることになりました。
何かすごいドア。
こちらはリビング。選手が食事をしたりミーティングをする場所。この他に2部屋と台所やお風呂なども。 上の階には選手5人に全て個室が用意されていて、普段は選手だけで生活しているそう。
よくあるゲーミングハウス紹介ムービーをやろうかと計画はしていたのですが、選手たちが18時~6時まで練習、帰ってきて昼過ぎまで寝るという生活スタイルでタイミングが合わず実現出来ませんでした。
チーム公式の映像が公開されているので、気になる方は以下をご覧ください。
台湾観光
一段落して昼食と観光へ連れて行ってもらいました。
台湾の原宿的なところらしいです。
交差点の目の前にゲームの配信スタジオが。 こちらは日本の方が運営しているとか。
https://studio.playappgame.co/
日本で有名な「ラーメン 凪」が香港や台湾でものすごい人気ということを公式のブログなどで読んでいたので昼に行ってみました。
映画館が入っているようなビルの中に店舗があって、外装やメニューは全部日本語。
お客さんは若い人が断然多くて女性だけのグループもたくさん。 「なんでこんなに人気なんだろう?」という話をしていたら チームの通訳「ふーちゃん」がその理由を教えてくれました。
ふーちゃん「台湾人は一蘭の味が大好きなんですけど、凪のラーメンはちょっとそれに似ているんですごく人気なんです」 ぼく「一蘭って台湾にあるんですか?」 ふーちゃん「台湾にはないです。日本に行った人が一蘭でラーメンを食べてきて、すごく美味しかった!と口コミで広まって、凪はその味に似ていると話題になってという感じです」
台湾にないお店が人気で、その味に似ていて現地の方々に気に入られているというのもすごい話ですね。 ちなみに、凪の創業者の方は一蘭出身なので、味が似ていると感じるのはそのためかも。
日本の凪には無かったと思うけど、このもやしのナムル的なものすごく美味しかった。
ラーメンは肉が若干違う気がするけど全体的には日本のものと遜色ないくらいの美味しさですばらしい。
ゲーミング関連のお店訪問
「Syntrend 三創生活」というところにゲーミングデバイスのお店とかが入っているということで行ってみました。
「ストリートファイター」のスマートフォンゲームの広告がものすごいでかさ。
1Fでは「MSI」のイベントをやっていました。
VRヘッドセットの体験コーナーが行列になっていました。
Intelのお店でもVRヘッドセットの体験コーナーが人気。
HTCも入っていて、Valveと共同開発しているというVRヘッドセットの体験イベントをやっていました。後で気付いて体験出来ず。
MSIの専門店舗。
こちらはAcer。
一番よかったのが「Razer Store Taipei」。 グリーンと黒で統一されていて格好良い。
小学生くらいの子供たちが展示されているゲーミングPCで「Heroes of the Storm」をやっていました。
Razer Store Taipei https://t.co/7fBOvAzvnk
— Yossy (@YossyFPS) March 19, 2016
こちらは少し裏手の通りに入っていったところ。 お店がたくさんあります。
台湾はMSIがかなりのシェアをもっているようで、いたるところに広告が。 お店もMSIの代理店がかなり多かったです。
ゲーミングデバイスの取り扱いはお店によって違う感じで、 日本では売っていないものもたくさん。
ahq e-sports clubの選手が広告看板に出ていました。
18時から開幕戦前日の最終練習をやるとのことで、 「Aiming」台湾支社にある練習場にお邪魔させていただくことに。 新しい感じのオフィスビル。
練習場はこの5人並びのデスクが6セットくらいはおけそうな広さ。 これ以外にはホワイトボードが1枚あるだけなのですが、 今後は簡易な配信スタジオ的なスペースなど色々作っていくそうです。
選手達は開幕戦前日ということで22時くらいまで練習していました。 そのあと、選手宿舎でいろいろとお話を聞いて作った記事が以下です。
台湾プロリーグ『A.V.A Elite League 2016』デビュー戦を控えた日本DeToNator直前インタビュー | Negitaku.org e-Sports
Garena E-Sports Stadium
開幕戦については以下のような記事を書きました。 選手のみなさんにも、試合後にお話を聞かせていただいてそちらも掲載しています。
DeToNator、台湾プロリーグ『A.V.A Elite League 2016』デビュー戦でahqに圧勝「台湾共同生活の全てが活きた勝利」 | Negitaku.org e-Sports
受付。
こちらのスタジアムではLeague of Legendsの台湾公式リーグが開催されているため、『League of Legends』関連の展示がたくさんありました。
入り口には Annieと熊。
グッズも盛りだくさんです。
こちらは大会の実況席(普通は見えない方)。
マウスのコードをセロテープで固定していたS.Monkey選手。
最終日はお世話になっているゲーミングデバイスブランド『ZOWIE GEAR』のVincentさんたちに会いにBenQ本社に遊びに行かせてもらいました(ZOWIEはBenQに買収されました)。
台湾最高でした
最後は駆け足になってしまいましたが、台湾最高でした。
DeToNatorの選手達はみんな前向きで、勝利に対する執着心、現地の言葉を学ぼうという意欲(これなんていうの?と通訳スタッフにとにかく質問していた)など素晴らしかったですね。是非とも良い結果につなげて欲しいです。Twitterを見ていると、日本のAVAプレーヤーのみなさんは刺激を受けて活気がある印象で良い影響となっている感じがします。
DeToNatorの活動は、公式サイトやSNSをチェックしてみてください。
あと、開幕戦の様子を台湾でフラグムービーを制作しているSORAくんが開幕戦のムービーを公開していたのでこちらもどうぞ。(自分は3:36くらいに0.5秒くらい映っていました)。