2018年9月28日(土)、29日(日)に開催された『GALLERIA GAMEMASTER CUP 2018』が最高だったのでエントリに起こしておくことに。
GALLERIA GAMEMASTER CUP 2018
『GALLERIA GAMEMASTER CUP 2018』のここがすごい、ということを箇条書きで紹介。
日本でトレンドなeスポーツタイトルではなく、グローバルのトップTierタイトルである『CS:GO』を2年連続で競技タイトルに選出してくれたサードウェーブ社最高
『CS:GO』は世界で一番人気があるFPSだけど(esports採用タイトルとしては特に)、日本だったら『R6S』の方が人が断然多い。にも関わらず『CS:GO』を選んでくれたのは単純にうれしい。
それに賛同して支援してくれたスポンサーや協賛のみなさん感謝します。
さらに、「ZOWIE eXTREMESLAND CS:GO ASIA 2018」「IeSF World Championship 2018」という2つの国際大会出場権を付与。日本eスポーツ連合の支援もありがたい
日本が国際大会に出場出来るチャンスが2つも与えられるなんて素晴らしすぎる。
『Live on Three』のメンバーによる国際大会レベルのインゲーム観戦演出がとにかく素晴らしかった
あのカメラや演出は熱心に研究している彼らくらいしかノウハウをもっていないもので、サードウェーブ社だけでは絶対に出来ないもの。逆に、Live on Threeのメンバーだけであのような大会が出来ないのも同様。
お互いが協力したおかげでものすごい相乗効果が生まれて素晴らしいものに仕上がった。
レジェンド noppoさん、XrayNさんによる試合後の戦略解説がわかりやす過ぎてうなずくしかない
とんでもない解説 https://www.twitch.tv/videos/316527404?t=01h57m08s
熱い実況のabaraさん、冷静な解説のSaSRaIさんという新たなキャスター陣が活躍。
2人の組み合わせがかなりよかった。そのため、コミュニティから大いに受け入れられていた感があったのも個人的にうれしかった。
台風にもかかわらず会場の『LFS池袋esports ARENA』を埋め尽くしたファンのみなさん
やはり会場に人がいないよりはたくさんいて欲しいところ。 去年は雨で座席を埋め尽くすほどではなかったのだけど、今年は台風にもかかわらず会場が満員になり入場規制がかかるほどになっていた。 ガレリアの方もとても喜んでくれていた。
同時視聴3,500人という近年の日本CS:GOでは最高と言える記録を作ったオンライン観戦者のみなさん
見ていて面白い、素晴らしい何かがなければこのくらいの数字にはならない。グランドファイナルは見応えあるプレーばかりで会場の歓声がものすごかった。
今回のGGCの最高視聴者、3500人らしい。これは本当にデカい。観てくれた人、会場に足を運んでくれた人、一人一人に感謝。特に会場に足を運んでくれた人たちは、日本のゲーム大会じゃ考えないぐらいの盛り上がり方してた。最高だった。本当にありがとうございます。
— XrayN (@XrayN_JP) 2018年9月30日
海外から取材に来ていた『CSGO2ASIA』のNikhil さんも、写真撮るときにすれ違う度に「観客の歓声がすごいね!」「15-15で延長いって欲しい!」と感想を自分に言ってくれていた。
各コミュニティから様々な才能が集結して運営されていた
CS:GOだけでなく、他のタイトルで活躍してきた人たちが審判、カメラ、運営など様々な役割を担当する形でたくさん集まっていた。物語のラストでこれまでに関わってきた人物達が集結してくるみたいな感じがあった
選手の取り組みに心を打たれて来年の開催も独断で決めて発表してしまったサードウェーブの榎本副社長の熱さ
選手達が真剣にプレーし涙する姿や、来場者から「熱い試合をありがとうございます」といった言葉に感動したというサードウェーブ副社長の榎本一郎氏は、「選手達の泣いている姿を見て、まさにスポーツだなと。僕は野球で甲子園を目指していたけど負けてしまって、悔しくて泣いていて監督に肩を叩かれるまで立ち上がれなかったですね。そのことを思い出しました。いい試合をありがとうございました。会社の承認もおりていないし、役員決裁枠も超えていると思うけど、来年もやるぞ、と。絶対にやるぞ、もっと盛り上げるぞとみなさんの姿をみて決めました。」と、台本にも予定にもない中、独断で2019年の「GALLERIA GAMEMASTER CUP」開催を宣言しました。
褒めすぎて気持ち悪いというレベルだけど、このくらいのことを感じる大会だった。
あとは以下のようなことも。
選手達のカメラに対するサービスがうれしかった
あとは、選手達がサービス精神旺盛でカメラに向かってポーズしてくれたりする人がかなり増えていた。これまでのCS:GO大会ではあまりなかったと思う。
Reitaさんは意識してやってみました、ということをTwitterでのやりとりで教えてくれた。撮影者としてはこういうのは本当にありがたいので、みなさん余裕がある時はぜひお願いします!
モニターシールドの件に対応してくれた kaminageさん
このモニタシールド、選手の表情が隠れてしまうのでかなりの写真撮影者泣かせなことがわかった pic.twitter.com/G65aQMcxHJ
— Yossy (@YossyFPS) 2018年9月29日
Day1後にツイートをしたらkaminageさんが「なんとかします」とリプをくれて、Day2の会場に全てのモニタからシールドがはずされていてすさまじく写真が取りやすくなっていた。
外すことについて理由等を説明してOKもらって作業するということを進んでやってもらったわけでとても感謝しております。
影で支える男、ミノル・ナガナワ
E5 esports Works社長の長縄実さんが「Yossy、Counter-Strikeでこんなにすごい大会が出来て、みんなに見に来てくれてうれしいよな」というような感じで話かけてきてくれて、自分は開催してくれた事にお礼を言ったのだけど長縄さんは「オレは何もしてないからさ」みたいな感じだった(たしか)。
とは言うけど、実際は現場が上手くまわるようにしたり、サードウェーブの偉い人への説明とか調整など色々やってくれていたに違いない。長縄さんありがとうございます。
長縄さん基本的に写真撮らせてくれないので(笑)、締めの写真はファイナルで戦った選手のみなさん。
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