元同僚の円谷君(@tsuburaya)がオススメしてくれた小説『ゲームウォーズ』を読んだらすさまじく面白かったので紹介エントリを書くことに。
ゲーム、特撮、映画のどれかが好きならいますぐに読もう!
「ゲーム」「特撮」「映画」のどれかが好きならきっと間違いなく楽しめます。 特に、「MMO RPG」と「ウルトラマン」が好きなら絶対に面白いですよ。 あとは30代くらいだとポイントアップだと思います。
この条件を満たしていたら、間違いなく楽しめるので以下を読む必要は無いのでいますぐに『ゲームウォーズ』を読みましょう!
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『ゲームウォーズ』ってどういう話なの?
- 1980年代のサブカルが大好きな天才プログラマー・ハリデーが作ったバーチャル世界「OASIS」が舞台
- 「OASIS」は全世界の誰もが使っている「MMO RPG」みたいなもの
- 「OASIS」は地球上の人々の生活に大きく影響する存在になっていて、教育や経済が「OASIS」のオンライン世界で成り立っていたりする
- ハリデーは「OASIS」を作った結果、世界一の大金持ちに
- ハリデーが死去した際に、全財産と「OASIS」の運営権を「OASIS」のミッションとして残した。この謎を解いたものが全てを手に入れることが出来る(ワンピース的な展開)
- 「OASIS」のプレーヤー達が、ハリデーの残したミッションに挑んでいく
『ゲームウォーズ』がオススメな理由って?
『ゲームウォーズ』の作者はアーネスト・クラインさんという外国の方です。 1980年代のサブカルが大好きな方みたいで、ストーリーにおいて日本の「特撮」「ゲーム」「スーパーロボット」あたりがすさまじくフィーチャーされています。
中でも特に大活躍しているのが「ウルトラマン」。 円谷君と僕は前職で「ウルトラマン」に関わるコンテンツ制作を一緒にしていたので、ゲーム好きな僕にオススメしてくれた理由の1つがここにあるのではないかと。
ネタバレになるから詳しくは書くことが出来ないのですが、「ウルトラマン」のすさまじい活躍ぶりに作者のリスペクトを感じます。
「ウルトラマン」以外にも「スーパーロボット」や様々な有名「クラシックゲーム」「オンラインゲーム」に関するエピソードが登場するのでとにかく面白いです(パックマンからWorld of Warcraftまで!)。
詳細を書くと面白みが減ってしまうので、「とにかく読んで欲しい」ということに尽きますね。
「ウルトラマン」「スーパーロボット」「様々な有名ゲーム」が登場する本作ですが、どれも間違いなく許諾をとっていないだろうと思います。それゆえにやりたい放題な結果、すさまじく魅力的なストーリーに仕上がっています。
巻末の紹介文によると映画化が決定しているらしいのですけど、「権利処理的に絶対に日本では実現出来ないよねこれ…」という感じの内容です。
僕は円谷君に教えてもらってから数十秒でKindle版を購入しました。 間違いなく楽しめると思うので是非読んでいただきたい作品です。
あまりにもおもしろかったので、原著の「Ready Player One」を読み始めたほどです! 作者がすごいのはもちろんですが、翻訳者の方もすさまじく良い仕事をしているなーと感じる作品でした。
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『ゲームウォーズ』を楽しめた人は、ゲームをテーマにした貴志祐介 先生の『クリムゾンの迷宮』と『ダークゾーン』も面白く読むことが出来ると思います!
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